English関連リンク
  • ホーム
  • 大会概要
  • ニュース
  • チームプロフィール
  • 試合日程・結果
  • 順位表
  • 得点ランキング
  • チケット情報
  • 会場アクセス

ホーム > ニュース

ニュース

準決勝 マッチ&会見リポート(ニュージーランド 31-17 オーストラリア)

2009/6/18

ニュージーランド 31-17 オーストラリア   ニュージーランド 31-17 オーストラリア   ニュージーランド 31-17 オーストラリア

マッチリポート

U20ニュージーランド代表 31-17 U20オーストラリア代表
(1-4位決定戦/2009年6月17日(水) at東京・秩父宮ラグビー場)

WTBギルフォードとFBロビンソン。今大会随一と言われるアウトサイドBKの2人が活躍したニュージーランド(NZ)が、オーストラリア(豪州)のFWに手を焼きながらも後半に逆転勝ちした。

心配された雷雨もなく絶好のコンディションの秩父宮に両国国家が流れた後、ハカを踊るNZ、それを睨みつける豪州選手の顔が場内スクリーンに大映しとなる。フル代表が毎年ブレディスロー杯を争う隣国のライバル同士は、スピーディでクリーンな戦いを繰り広げていった。
先制したのはNZ。8分に中央付近からショートサイドをNO8ウィークフィールドとロビンソンで攻め、最後はリターンパスを受けた切り札ギルフォードがトライした。
NZはその後攻めあぐねたところを盛り返され、豪州HOフィッツパトリック主将にトライを奪われ同点で前半終了。

秩父宮の東西両スタンドがこの対戦に駆け付けたファンで埋まってきたハーフタイム。神宮球場方向に落ちていく美しい夕日と、陽気なKIWI(NZ人)サポーターの声援を背に受けたNZは後半、豪州のトライで一旦はリードを奪われる。しかし後半9分、豪州のタッチキックをチャージダウンしてCTBトゥリービーがトライ。ゴールも成功して同点に追い付くとすかさず11分、SOクルーデン主将のショートキックをギルフォードがキャッチ、追いすがる豪州WTBコールマンを振り切って逆転のトライ。さらに24分にはゴール前スクラムから左オープン、インサイドCTBからの飛ばしパスに走り込んだロビンソンが、スピンターンを織り交ぜながらインゴールへ。これで勝負あり。この日意欲的に秩父宮の芝生を駆け回ったNZが、また一歩、2連覇へと近付いた。

念願の1-4位決定戦進出を果たした豪州は、FW戦を挑みプレッシャーをかけ続けたが、NZのディフェンスを崩すまでには至らなかった。南半球スーパー14・ブランビーズSOであるトゥームアはやや精彩を欠き、CTBホーンやFBビールの欠場もあってNZのBKに対抗できなかった。しかし豪州には最終日、再びトライネーションズ国である南アフリカと、総合3位の座を賭けた対戦が待っている。(米田)

ニュージーランド 31-17 オーストラリア   ニュージーランド 31-17 オーストラリア   ニュージーランド 31-17 オーストラリア

会見リポート

  U20オーストラリア代表のヌシフォラ ヘッドコーチ(右)、フィッツパトリック キャプテン
  U20オーストラリア代表のヌシフォラ ヘッドコーチ(右)、フィッツパトリック キャプテン
U20オーストラリア代表
デイヴィッド・ヌシフォラ ヘッドコーチ
「今日の結果は明らかに残念です。我々はうまくゲームを展開していると思ったが、5分間でやられてしまいました。冷静さを失ってしまった試合展開になったのは残念です。ニュージーランドチームは有利なチャンスをしっかり自分たちのものにしたと思います」

──試合前の予想は?
「非常に速いオープン展開の試合を予想していました。予想通りで、我々は何も驚くことはありませんでしたが、こちらのゲームプランを遂行できなかったのは残念です」

ダミアン・フィッツパトリック キャプテン
「残念です。トライもして得点をあげることができましたが、決断力に欠け、やや雑な形になったのがこの結果につながりました」

──前半のインジャリータイムにPGを狙わなかったのは?
「我々はしっかりプレーできると思っていたので、そういったプレー上の判断でした」

──強みを生かせなかったが?
「ニュージーランドは才能豊かなバックスが我々を上回ったと思います。我々はうまく試合展開することができませんでした。1対1のディフェンスやタックルのミスが重なって良くなかったと思います。相手のプレーが上回りました」

 

  U20ニュージーランド代表のレニー監督(右)、アラン・クルーデン キャプテン
  U20ニュージーランド代表のレニー監督(右)、アラン・クルーデン キャプテン

U20ニュージーランド代表
デーブ・レニー監督
「我々はこの結果を大変喜んでいます。前半の最初は、もう少し良くプレーできたとも思いますが、重要な局面でポイントを稼いだのは良かったです。特に、後半は良く獲れたと思います。若い選手は良く頑張りました」

──キッキングゲームを練習でしていたが?
「ウォームアップの要素をまじえた練習です。2週間、名古屋で試合を重ねて忙しく余裕がありませんでした。いずれにせよ、疲れから回復させたいと思います」

──10月のブレディスローカップに出られそうな選手は?
「今回の選手はとても若いですが、何人かは将来、オールブラックスになるでしょう。NPC(ニュージーランド国内選手権)やスーパー14で活躍してくれると思います」

アラン・クルーデン キャプテン
「結果については大変嬉しく思っています。良いプレーを選手がしてくれました。オーストラリアはプレッシャーをかけてきたが、特に後半、得点を重ねることができました」

──後半9分のチャージからのトライが効いたが?
「確かに、あのチャージが有利な流れをつくったと思います。全体として、選手は後半、良いプレッシャーをかけていましたし、あのチャージもそうでした。一つの段階を超えたので、日曜日は良い結果を出したいと思います」

PAGE TOP

JRFU プリント@チケット - ご自宅のプリンタで発券!

出場チーム

MORE

RUBGY WORLD CUP 2015/2019 - RWCを日本で開催しよう!
JRFU - 財団法人日本ラグビーフットボール協会
iRB - INTERNATIONAL RUGBY BOARD