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13位決定戦 マッチ&会見リポート(カナダ 22-32 イタリア)

2009/6/22

カナダ 22-32 イタリア   カナダ 22-32 イタリア   カナダ 22-32 イタリア

マッチリポート

U20カナダ代表 22-32 U20イタリア代表
(13位決定戦/2009年6月21日(日) at愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場)

6月5日に開幕した「U20世界ラグビー選手権」。最終日を迎えた瑞穂ラグビー場は曇天。明け方から降り続いた雨は、やんだものの、蒸し暑さが肌にまとわりつく感じ。勝利、敗戦、歓喜、落胆など、幾多の戦跡が刻まれたピッチは湿り気を含んだ状態。今大会最終戦、国とチームと自分らのプライドをかけたカナダ代表対イタリア代表の13位決定戦は、平林泰三レフリーの笛とともに、カナダ代表キックオフで始まった。

前半序盤は、互いにペナルティーゴールを外し、ノックオンが続くなど、両チームにとってもフラストレーションのたまる展開で会場からもため息。嫌なムードを先に打破したのはイタリア代表。14分、カナダ陣ゴール前のマイボールスクラムからフォワードが近場のアタックを継続。ラックから9番エドアルド・ゴーリが素早く展開し、12番トンマーゾ・ベンヴェヌーチがディフェンスをかわし左中間へトライ。0-5とイタリア代表が先制。
カナダ代表は17分、敵陣22mライン中央付近から10番ハリー・ジョーンズがDGを狙い成功3-5。いったん動き出すと流れは止まらず、イタリア代表が20分にPGを決め3-8。カナダ代表は22分、13番コーナー・トレイナーが右中間にトライ、ゴールキックも決まり10-8とついに逆転。その後は、密集周りで攻守がめまぐるしく入れ替わる中、ボールを動かす意思を強く持ち続けたイタリア代表が敵陣でボールをキープ。30分に途中出場21番ミケーレ・モルタリのトライで10-15と再び逆転。36分にもトライを上げ10-22とイタリア代表がリードを広げる。カナダ代表は敵陣に入りながらもマイボールラインアウトが安定せず苦しい状況だったが、前半40分を告げるホーンが響く中、執念を見せラックを連取。密集からこぼれたボールを15番ジョーダン・ウィルソン=ロスが、イタリア陣ゴールライン右前へ転がし、自ら押さえトライ。17-22としカナダ代表は後半逆転に望みを繋ぐ。

後半、カナダ代表は5分、PGのチャンスを外すも10番ハリー・ジョーンズのキックで敵陣に入ると1番ニコラス・ウォーレスが突破。しかし、前半から引き続きラインアウトが安定せず、逆にイタリア代表は6番ルカ・ペティッロ、7番フィッリポ・フェラリーニらを軸とし一気に前へ出る。11分、イタリア代表にシンビン。カナダ代表は敵陣ゴール前で、8対7のスクラムを粘り強く押し込み、7番アンドリュー・クロウが左中間にトライ。22-22の同点に追いつく。
カナダ代表は人数の多さを有効に使いたかったが、1人少ない時間帯を我慢したイタリア代表は22分、今度はカナダ代表のシンビンから流れを引き寄せると、モールを押し込み2番アンドレア・マニッチのトライで22-29と再度逆転。日本特有の体力を奪い取る蒸し暑さと激しいコンタクトに倒れる選手が続出するも、最終戦に挑む両チームの気迫に、会場から歓声と拍手が自然に沸き起こるなど、若き世代の熱を十分に感じた試合。33分、カナダに2枚目のイエローカード。そのPGを決め貴重な追加点を加えたイタリア代表が22-32と逃げ切りノーサイド。

最終順位はイタリア代表13位、カナダ代表14位。残念ながら両チームに来年の大会への出場権はないものの、若い年代の選手が多くの経験を積んだことは今後の成長に繋がるはず。今大会へ参加した選手を次はどのカテゴリーで見ることができるか。彼らの成長を期待したいと思う。(清水 良枝)

カナダ 22-32 イタリア   カナダ 22-32 イタリア

会見リポート

U20カナダ代表
ティム・マーディ監督

「とても頑張ったと思うが、内容には失望した。イエローカードが2枚出て規律はなってないが、プレーは良くやったと思う」

 

U20イタリア代表
アレッサンドロ・ギーニ監督

「とても良い試合ができた。カナダチームはすばらしかった。ミスはあったが、チームとして2勝目があげられて良かった」

ルカ・ペティッロ キャプテン
「今日でチームとしてカナダに勝つのは3回目。最終戦に勝てて良かった。運営してくれた協会の皆さんに感謝します」

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